【映画感想】劇場版転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

みなさま、おはようございます。
テネシーでございます。


今回はタイトルにもありますように、転スラの映画を観てきたので感想をレビューしたいと思っています。
一部内容についてのネタバレを含みますので、未観賞の方はUターンないし鑑賞後の閲覧を強く推奨いたします。
また、内容に関してはアニメ1期2期、転スラ日記、まおりゅうを通過したライト層の感想です。
原作小説等を読んでらっしゃる方には何言ってんだコイツみたいになるかもしれませんが、ご容赦ください。


それでは始めさせていただきます。

転スラについて

まず、前段として転スラについて簡単にご説明をさせていただきます。


転生したらスライムだった
伏瀬先生により小説投稿サイト「小説家になろう」に連載され人気を博し、現在はアニメ、漫画、ゲーム等様々なメディアミックスがなされている人気作品です。


いわゆる異世界転生ものであり、物語の冒頭に主人公である三上悟が通り魔に刺され死亡してしまいます。
薄れていく意識の中、たどり着いたのは死後の世界ではなく異世界でした。
そして自分の姿も人間ではなくなっており、魔物のスライムとして転生してしまうという状況でした。


そこで悟は転生した洞窟内に幽閉されていた伝説の竜”暴風竜”ヴェルドラと交流を深め、リムル=テンペストという名前を得るに至ります。(この世界においてモンスターは名前を得ることで上位の存在に進化していくのです)


そうして次々に現れる魔物たちと時には争い、時には協力していくことで信頼関係を構築して配下を増やし次第に自分の国を作っていきます。


国の領主となったリムルには様々な困難が降り注ぎますが、激しいバトルパートとほのぼのした日常パートが丁度いい塩梅で展開していくことで非常に見応えのある作品に仕上がっています。


と、まあ色々書きましたが上に書いたあらすじは本当に序章の部分なので、興味があればぜひ一度アニメ転スラを観賞することをお勧めします。

前置きが長くなりましたが今回の映画の感想に移りたいと思います。
以下、ネタバレ注意です!!!



あらすじと感想(ネタバレ注意)

あらすじ

まずは簡単に今作の冒頭のあらすじを書いていきます。

冒頭、雨の中オーガ族と思われる青年の戦闘シーンから物語は始まります。
オーガ族は次々と襲い掛かる敵を切り伏せていきますが、そこにオーガ族の上司と見られる男が現れます。
経緯は不明ながらオーガ族は男に切りかかるも反撃に遭い、あっけなく敗北してしまうのでした。


場面は変わり、瀕死の状態で救助されたオーガ族の傍らには何やら幸の薄そうな女の子が。
この子はラージャ小亜国の女王トワという名で、瀕死のオーガ族にヒイロという名前を付与することでオーガ族を助けようとします。
トワのおかげでヒイロは一命を取り留めることに成功します。


この世界において名前を与えることは自らの生命力を分け与えることであり、非常にリスクを伴う行為です。
このことからヒイロはトワに大変な恩義を感じトワに仕えることとなります。


ラージャ小亜国はかつては炭鉱業で繁栄していましたが、現在は炭鉱からの汚水による深刻な環境被害に苛まれていました。
王女トワは王家に伝わるティアラの力を借りて水を清め続けていますが、このティアラは使用者の身体を蝕む呪いがかけられており、トワは日々衰弱していきます。


大臣たちと国の今後を案じているヒイロは隣接するジュラの大森林に活路を見出そうとしますが、そこは暴風竜ヴェルドラの領地であり、命が惜しくば手を出してはならないと諭されます。
しかしトワのためなら命も惜しくはないと、ヒイロはジュラの大森林に最近建国されたリムル=テンペストが治めるジュラ・テンペスト連邦国へと赴くのでした。
(あらすじ終わり)


感想

ここからはネタバレ要素を含みつつ感想を書かせてもらいます。
まず冒頭ヒイロの戦闘シーンから始まりますが、なんの説明もないためベニマルの過去なのかと錯覚することから始まります(後のシーンでベニマルの兄弟分のヒイロであると判明しますが・・・)
暴れまわるヒイロのもとに偉そうなやつが現れますが一目見た瞬間私はこう思いました。

「あれ?コイツ見たことある気がするな・・・誰だっけ?」
おぼろげな記憶の中、私の脳は一つの結論にたどり着きました。
「ああ!クレイマンのとこのめっちゃ嚙ませ犬だったやつだ!笑」

そう彼の名はヤムザ、魔王クレイマンの五本指の中で最強と謳われる男。
あらすじでも書きましたがヤムザはヒイロを瞬殺し、格の違いを見せつけます。
彼は本編では中々悲惨な最後を遂げておりましたので、ヤムザガチ勢の方は歓喜と言ったところでしょうか。

その後、色々あってヒイロがジュラ・テンペストに乗り込む場面、おなじみのメンバーがひとしきりヒイロの襲撃に応戦していく中、遂に大将であるベニマルと刃を交えます。
そこで二人は本編で滅ぼされたオーガ村の出身であるとともに、幼少期を共に過ごした幼馴染であると判明し再会を喜びます。

この場面ストーリーは納得なんですが、戦闘シーンの作画に乱れがあるような感じでした。
アニメ本編としては問題ないですが、劇場版と考えると物足りないレベルと感じました。

その後リムル様も合流し、あれよあれよと話は進みます。
遂にはリムル様のお力でラージャの環境問題も容易く解決してしまいます(さっすがリムル様!!!)

ひとまずの解決をみたラージャでしたが、怪しげな商人の暗躍でヒイロが怪物に変えられてしまい一転ピンチに陥ります。
そこからはベニマル、リムルを中心とした戦闘シーンが繰り広げられるわけですが、先ほどとは打って変わってここの作画は素晴らしく息をのむ出来となっていました。

個人的に好きなシーンとしてリムル様と商人の戦闘シーンを挙げたいと思います。
相手の商人がイキり散らしながら奥の手を発動させ、リムル様ピンチかと思いきや・・・

リムル様「暴食之王(ベルゼビュート)!!!」
なんのことはありません、奥の手を使った商人はかけらも残さずリムル様に吸収されてしまいました(さっすがリムル様!!!二回目)
クレイマンの時もそうでしたが、リムル様が無双するシーンは観ていて気持ちがいいんですよね。
劇場版だからと言って変にピンチとかにもならない演出も好印象です。

場面は変わり、暴走したヒイロとベニマルの戦いも決着がつこうとしていました。
激しい戦闘の影響で近くにいたトワに危険が及んだ時、ヒイロが正気を取り戻しトワを救います。
しかし正気は取り戻したものの、暴走化の代償としてヒイロは命を落としてしまうのでした。

ここからフィナーレに向けて感動的なシーンに入りますが、ここから先は劇場で体感していただければと思います。

今回の内容ですが、伏瀬先生の新作書下ろしエピソードとのことでアニメ2期から3期につながる物語であるとのことです。
しかしながらアニメ未視聴の方でも楽しめる内容に仕上がってるのでは無いかと感じました。
少なくとも大好きなキャラ達が大画面で動いているだけでも感無量です。

転スラ好きな方はもちろんのこと、アニメ見視聴の方も劇場に足を運んではいかがでしょうか。

あとがき

観賞を終えて、改めて転スラという作品への愛が深まったように感じております。
やはり魅力的なキャラが多いので、登場するだけで幸せな気になります。(ガビルとかハクロウとか)
アニメ3期の制作も決まりましたし、今後も転スラから目を離せません。

これを機に転スラ見返すのもありかなと思いました。


未視聴の方は色々なサブスクで観ることも可能だとは思いますが、U-NEXTが初回登録なら31日間無料で利用可能で転スラや他作品も観れるとのことで、この機会に試されてみてはいかがでしょうか。
下記にリンクを貼っておきますので、興味があれば一度お試しあれ!

以上です。
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
今後も自分の好きなもの、おすすめしたいもの等を投稿していきたいと思います。

それでは。

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